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【公開講座】「長崎学通史とキリスト教文化」第1回の講座を開催しました!

こんにちは!
長崎大学生涯教育センタースタッフです。

講師 原口 茂樹 先生

5/10(土)に長崎大学公開講座「長崎学通史とキリスト教文化」の第1回を開催しました!
昨年度に引き続き2回目の開催となったこの講座ですが、
今年度も多くの方から受講申込をいただきました!
講師の原口茂樹先生の情熱がたくさん詰まったテキストを使い
私たちの町『長崎』とゆかりのある『キリスト教文化』について4回にわたって、
学んでいきます。

地図を使い、長崎の地名について学びました。
地名学を学問として起こすには、誰もが理解できることが基準となります。
例えば、時津にある「継石(つぎいし)」をご存じでしょうか?
受験生の方には縁起が良いとされる(落っこちそうで落ちない)
「鯖腐らかし大岩」があるため、その土地の名前の由来になったそうです。
地名は、土地に住む人がつけたわけではなく、旅人が自分がわかりやすいように
目印としてつけたものが多いそうです。
そこが地名学の面白いところだと原口先生は話されていました。

そして、皆様の名前。
こちらも土地からつけられたことが多かったそうです。
訛ったり、頭文字だけをとったりと原口先生の自説も交えながら
楽しく話されていました。

熱心にメモを取られたり、語りに相槌をしたりと、
受講生の皆さんも原口先生の自論や構想を交えた解説に
とても興味を持たれていました。

キリスト教信者がキリストの受難を辿るために作られた「十字架山」の説明や
岩屋山に9回登ればローマの教会に巡礼したことになると、
禁教令の中、キリスト教の信仰を貫いた信徒の崇拝について語られました。

第2回は、潜伏キリシタンの史跡を中心に巡る
浦上フィールドワークを予定していますが、
天気があいにくの雨予報となっております…。
雨が降った場合は、第3回へと順延となります。

お天気次第で、講座の内容が変更となります。

次回をお楽しみに♪