こんにちは!
長崎大学生涯教育センタースタッフです。

4/26(土)に長崎大学公開講座「地域の農業から学ぶ栽培技術~高糖度トマトとその作り方~」の第2回を開催しました!
第1回で見学に伺った「小串トマト」農家の一瀬さんより学んだ
栽培技術を講座冒頭でおさらいをするところから講座が始まりました。

座学後に行われる実習で使用する肥料について
鎌田先生より実物を紹介しながら説明がありました。
受講者の皆さんは容器の中の肥料をじっくり観察されたり、参考資料にするために写真を撮られたりと
土壌作りについて、しっかりと学ばれていました。

トマトを栽培する上で最も重要な土壌の水分量!
水分量により味が左右されるので、とても難しいところです。
『テンシオメーター』という機材を利用して栽培を行うと
土壌の水分量が管理しやすいとのことでした。
また、摘花についても先端に出来る花は実が小さくなりがちで、
上向きに咲く大きな花は「おに花」と呼ばれ、大きくなりすぎて
他の実へ栄養が届きにくくなるそうで、摘んでしまった方が良いそうです。
美味しいトマトを育てるコツは、中間のものを育てること!でした。


少し休憩をはさみ
長崎大学内にある圃場へ移動。
ブルーシートを広げ、受講者の皆さんで協力して土壌づくりを行いました。
スコップやシャベルを使用し、ブルーシートを持ち上げ丁寧に作ります。


普段から園芸や畑づくりをされている受講者の方が多く、
鎌田先生から、仮支柱を立てて麻ひもを使って行う誘引についての説明が行われる前に
作業をされていて鎌田先生もびっくりされていました。


水の勢いが強いため、土が跳ねて
折角植えた苗の根っこが出てしまわないように丁寧に、
始めのうちはプランターの底から染み出るくらい
水をたっぷりと上げます。
花がつき、実がなりだしたら水分量を調整し
糖度の高いトマトを栽培していくこととなります。
受講者の皆さんにも苗を持ち帰っていただき
ご自宅でも同じように栽培を行い、
次回、6/28(土)に「植えたトマトの収穫」「糖度測定、トマト栽培の成果報告」を
していただきます!
今年度の実りはどうなるか
第3回をお楽しみに♪