こんにちは!
長崎大学生涯教育センターのスタッフです。

11/30(日)に長崎大学公開講座「小学校外国語教科化の成果と課題‐次期学習指導要領改訂の視点とは‐」を開催しました!
文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 外国語教育推進室 教科調査官
国立教育政策研究所 教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官
早川優子先生を講師にお迎えし、
小学校外国語教科の現在の学習指導要領をどのように改訂していくかについて、
お話をしていただきました。

質問をされる受講者の方のそばに行き、
話される内容に耳を傾け、丁寧な回答をされていました。
早川先生は、教育課程調査官になられる前は、
小学校の教壇に立たれていたこともあり、
実際の教育現場もよくご存じです。
その時に感じたことを活かし、
また、今の教育現場で行われている授業づくりについて思ったことを
次期指導要領にどのように取り入れるか、
何が今求められ、実践しなければならないのかを話されました。


講座には、教師を目指している多くの大学生も参加しておりました。
大学を卒業後、教育現場にて子供たちに外国語について何を目的として、
どうカリキュラムを構成すればよいかなど、
学生からの多くの質問に早川先生は、
笑顔でお答えになられていました。
学生も早川先生の言葉を書き洩らさないよう、
終始、真剣にメモを取っている姿が見られました。


この他にも、
特定の教科を専門に教える教員、
専科教員が多くの小学校に取り入れられ、
国語(母語)との繋がりが薄くなってきていることもあり、
外国語という教科だけではなく成り立たない、
国語(母語)も外国語を教えていく上で重要なこと、
小学校から中学校、高校への接続・連携の課題について話されていました。
受講者の皆さんからも
『実際に行われた授業内容を聞くことができて、実践しようと思った。』
『次期指導要領改訂内容を聞き、これからの授業に活かしていきたい。』
『2時間では足りない、もっとお話を聞きたい!』
など、これからの外国語教育に向けての熱い感想をいただきました!
次回をお楽しみに(^^)/




